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2014年06月08日

山での夜の過ごし方

■山での夜の過ごし方


テント泊や山小屋泊をすると、夕食はだいたい17時には終わってしまうので、夜は長いです。

テント泊の場合は、当然日没と共に暗くなり、テレビやネットなどありませんので、暇をつぶすものはありません。

自然に包まれ、自分が自然と一体になっていると感じる事ができますが、基本的に暇です。

「星空を見ながらお酒を飲み、語り合う。」なんて最初は憧れていましたが、僕はさっさと寝る事が多いです。

ザックに本を1冊は忍ばせて行きますが、まず読んだ事が無い(笑)

お腹が満たされ、ちょっとお酒を飲めばあとは崩れるように寝入ってます。

大体19時には寝ているような…。

疲れているし、翌日早いし。

下界にいるとそんなに早く寝る事は難しいですが、山ではもうすんなり。


▼夜の涸沢のテント場



山小屋を利用すれば、談話室のようなところに大概本や雑誌があるので、そこで過ごす人も多いです。

テレビがある部屋には、自然と人が集まっていますが、僕は山では見たくないのであまり行きません。

どっかの山小屋では大相撲中継をみんなで食い入るように見ていて、なんだか不思議な光景でした。


テント泊、山小屋泊共に皆さん寝るのが早いので大声で話さず、ランタンやヘッドランプの光を抑え静かに過ごしましょう。

何にもない夜を過ごすって言うのも、山の楽しみの1つではないでしょうか。

満点の星空と静寂に包まれた夜って贅沢じゃないですか。