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2014年12月04日

燕岳(2,763m)・大天井岳(2,922m)1泊2日テント泊・2日目

■燕岳(2,763m)・大天井岳(2,922m)
1泊2日テント泊・2日目



▼夜明け前の燕山荘
燕岳テント泊

ご来光を見るために、燕山荘の前のベンチへ。

月と星が明るい。

今日も良い天気になりそうだ。


▼夜の終わり
燕岳テント泊

安曇野の街はまだ眠っている。


▼夜明けを待つ人たち
燕岳テント泊

みんな寒くて震えてました。


▼少しずつ明るくなっていく
燕岳テント泊

オレンジ色がどんどん濃くなっていく。


▼ご来光
燕岳テント泊

ありがたやぁ。


▼山で迎える朝は良いなぁ
燕岳テント泊

寒いので上下ダウンで防寒はバッチリ。

陽が登るにつれて、ちょっとづつ暖かくなってくる。


▼モルゲンロートの始まり
燕岳テント泊


▼朝日に染まる槍ヶ岳
燕岳テント泊


▼燕岳も染まる
燕岳テント泊


▼テント場も染まる
燕岳テント泊


▼朝日を浴びながら朝食
燕岳テント泊

具だくさんスープで冷えた身体が温まる。

このシチュエーション、最高だ。


▼準備体操を始める団体客
燕岳テント泊

静かな朝が台無し…。

人気の山だから仕方無いか。

早出していく登山者をしり目にのんびり朝食。

お腹いっぱいになって準備をしたら、燕岳山頂を目指します。


▼霜柱を踏みしめながら歩く
燕岳テント泊

シャクシャクと踏みしめる音が心地良い。


▼燕山荘を振り返って見る
燕岳テント泊

白い砂地から突き出る花崗岩の様々なオブジェが面白い。


▼有名なイルカ岩
燕岳テント泊

確かにイルカに見える。

色んなブログや雑誌で見ていたので、既視感バリバリ。


▼めがね岩
燕岳テント泊

めがねに見えない事も無い。


▼山頂への最後の登り
燕岳テント泊

燕岳の美しさは、白っぽい花崗岩の色によるもの。


燕岳(2,763m)に登頂
燕岳テント泊

燕山荘から約30分。

山頂は狭いので順番に記念撮影。

後ろで待っている人がいるので山頂でのんびりできない…。


▼山頂からの眺め
燕岳テント泊

歩いてきた道。

燕山荘の向こうには昨日歩いた道が続く。


▼針ノ木岳や鹿島槍などなど
燕岳テント泊


▼槍ヶ岳方面
燕岳テント泊

ホントに良い景色。

ずっと見てられる。

けど今日は下山です。

名残惜しいですけど。


▼燕山荘に戻って、テラスで一服
燕岳テント泊

朝ごはん食べたばっかりですが、リンゴとカスタードのケーキを頂きました。

旨かったなぁ。

この辺が山ガールに人気の所以か。


▼遠くに富士山を見ながら至福の時
燕岳テント泊


ケーキを食べ終えたら、下山の準備をしましょうかね。


▼テントを撤収
燕岳テント泊

みんな早々に撤収したようです。

のんびりしすぎた。


▼女王にお別れの挨拶
燕岳テント泊

楽しい時間をありがとう。

さようなら。

また会いにきます。

平日の人少ない時に。


【メモ】
北アルプスの三大急登の1つなのでそれなりに覚悟して登りましたが、「かなり楽」と言う印象。

人気の山だけあって、登山道は良く整備されているので、特に危険個所はありません。

約30分ごとにベンチや休憩する場所があって気がまぎれます。

多くの登山者がいるので心強い反面、静かな山行を期待するのは無理です。

燕岳のテント場はシーズン中はすぐに一杯になるようです。

早めの到着を心がけましょう。

僕は9時頃に着いたのでガラガラでした。

大天井岳への稜線歩きはとても気持ち良く、それ程体力もいりません。

時間がある方はぜひ大天井岳をコースに入れてみて下さい。

しかも大天井岳のテント場の方が空いているし、景色も良いし、トイレがキレイです。

稜線歩きは晴れていればとても気持ち良いですが、天気が悪くなると危険です。

強風・落雷には十分気をつけましょう。

雨に濡れた後、強風にさらされると低体温症の可能性も出てきますので、対策は万全に。

中房温泉の登山口までの林道は所々狭くてすれ違いが困難な箇所があるので、車の運転には気をつけましょう。



【温泉】
下山後はすずむし荘の温泉へ。

入浴料:500円
コインロッカー:無料


【データ】
●テント代
1日大人700円×1日=700円

●燕岳登山口の駐車場
無料

燕岳・大天井岳へ登られる方はこちらを確認していくと便利です。



  


2014年12月02日

燕岳(2,763m)・大天井岳(2,922m)1泊2日テント泊・1日目

■燕岳(2,763m)・大天井岳(2,922m)
1泊2日テント泊・1日目



【 日程 】
・2014年10月11日~12日
・1泊2日 テント泊


1日目:中房温泉~燕山荘~大天井岳~燕岳キャンプ場。
2日目:燕岳~中房温泉。


【 天気 】
11日:晴れ
12日:晴れ


山ガールの憧れ燕岳へ。

燕岳へ行くなら燕山荘に泊まろうかとも思いましたが、テント泊の安さの魅力に勝てず結局テント泊をする事に。

登山口まで約4時間の車の運転がツラかった…。


【1日目】

第2無料駐車場に車を停め、5分ほど歩くと登山口へ。

5:30 燕山荘へ向けて出発
燕岳テント泊

登山口にはキレイなトイレ、日帰り温泉、水場などがあります。

立派な登山口を見ただけでも人気の山と分かります。


▼のっけから急登が続く
燕岳テント泊

北アルプス3大急登の1つだけあって、序盤から急登が続きます。


▼良く整備されているので登りやすいです
燕岳テント泊

多くの人が登っているので、所々渋滞します…。


▼30分程で第1ベンチに到着
燕岳テント泊

ここが登山道上の最後の水場です。


▼荷揚げ用の貨車
燕岳テント泊

夏はこれで名物のスイカが荷揚げされているのでしょう。


▼第2ベンチに到着
燕岳テント泊

第1ベンチから約30分。


▼紅葉を見ながらグングン標高を稼ぐ
燕岳テント泊



▼第3ベンチに到着
燕岳テント泊

第2ベンチから約20分。


▼雲海が広がる
燕岳テント泊



▼富士見ベンチに到着
燕岳テント泊

第3ベンチから約20分。


▼薄らぼんやり富士山が見えました。
燕岳テント泊


▼合戦小屋まであと少しっ!
燕岳テント泊


▼富士見ベンチから約20分で合戦小屋に到着
燕岳テント泊

多くの登山者で賑わってました。


▼鬼がお出迎え
燕岳テント泊


▼ちょっと休憩にしていきましょうかね
燕岳テント泊

行動食はいつものポテトチップスと合戦小屋で300円で買ったコーラ。

名物のスイカの販売は今シーズンはすでに終了していました。

トイレを使用させてもらいましたが、便座除菌クリーナーがあってビックリ。

30分程休憩し、体力が回復したところで出発。


▼大天井岳の向こうに槍の穂先が
燕岳テント泊


▼アップで
燕岳テント泊

北アルプスのシンボルを見つけると、いつだってテンションが上がる。


▼さぁ稜線に出ましたよ
燕岳テント泊

遠くに燕山荘を確認。

見えてからが遠い…。


▼最後の登り
燕岳テント泊

キツイ登りを抜けると…


▼一気に展望が開け、思わず表情がほころぶ。
燕岳テント泊


登り始めから約3時間半だったでしょうか。


▼山ガールの憧れの地、燕山荘に到着
燕岳テント泊

立派な建物です。

ここでテントの受付をします。


▼テントの受付でもらった手形
燕岳テント泊


▼ササっと設営
燕岳テント泊

トップシーズンにはすぐにいっぱいになる人気のテント場。

到着が早かったので場所は選び放題でした。


▼北アルプスの女王、燕岳
燕岳テント泊


▼山荘前の山男
燕岳テント泊

とぼけた面がカワイイ。


▼いやぁ~、良い景色。
燕岳テント泊


このままテントでビールを飲んで昼寝でもして過ごそうと思ったてたが、思ったより早く着いたし、体力的に物足りないし、天気良いし。

って事で、大天井岳まで散歩する事に。

散歩と行っても往復約5時間はかかる訳ですが。

テントと荷物をデポして出発っ!


▼目指せ大天井岳
燕岳テント泊


▼槍を見ながらの稜線歩き
燕岳テント泊

天気が良くて最高のお散歩です。



▼クークー鳴き声がするので声の方を見ると雷鳥が
燕岳テント泊

親子かな?


▼この辺りは花崗岩の天然のオブジェが多いです
燕岳テント泊

これは蛙岩。

どのあたりが蛙かはちょっと…。


▼槍がどんどん近づいてくる
燕岳テント泊

吹き抜ける風が気持ち良い。


▼燕山荘から約1時間で大下りに到着
燕岳テント泊

ここまではほぼ平坦な道でしたが、ここから一旦下ります。

という事は登り返しが待っているという事…。


▼大天井岳へ続く稜線
燕岳テント泊


▼下り終わって振り返って見る
燕岳テント泊

かなり標高を下げたような。

そしてここから登り返し…。


▼もうちょっとだ、頑張れ
燕岳テント泊


▼唯一のクサリ場を通過
燕岳テント泊

慎重に行けば特に難しい事は無いです。


▼クサリ場を抜けると、喜作新道を作った小林喜作のレリーフが
燕岳テント泊

喜作新道とは、大天井岳から西岳を経由して東鎌尾根を通り、槍ヶ岳へ抜ける道。

今度はこのコースで槍ヶ岳まで行ってみたい。


▼燕山荘から約3時間で大天井荘に到着
燕岳テント泊

大天井荘の脇から約10分で山頂へ。


大天井岳(2,922m)に登頂
燕岳テント泊

誰もいなくて静かな山頂を独り占め。

ここまで来て良かったぁ。


▼歩いてきた道
燕岳テント泊


▼水晶岳とか鷲羽岳などなど
燕岳テント泊

遠くには立山、眼下には高瀬ダムなどなど。


▼常念岳方面
燕岳テント泊

いつか縦走したいなぁ。


山頂で絶景を満喫したら、大天井荘でちょっと休憩する事に


▼新しくてキレイな大天井荘
燕岳テント泊

トイレが凄くキレイでビックリ。

全くニオイがしませんでした。

山荘の方もとっても親切で◎


▼大天井岳のテント場
燕岳テント泊

目の前に槍・穂がある好立地。

人も少なくて静かだしトイレ綺麗だし。

こっちまでテント担いで来れば良かったとかなり後悔。

次回はきっとここでテント泊すると心に誓い、燕岳のテント場まで来た道を戻ります。

帰りは左手に沈む夕日を見ながら。


▼槍のシルエットがカッコいい…。
燕岳テント泊


▼夕日に染まる燕岳
燕岳テント泊

息を飲むほどの美しさでした。


▼沈む夕日を眺める人達
燕岳テント泊


陽が沈むと一気に寒くなり、真っ暗に。

さてテントに戻って夕食にしましょうかね。

沢山歩いてお腹ペコペコ。


▼焼肉と生ビールで乾杯っ!
燕岳テント泊

この日は行動食ばかりだったので、ようやくちゃんとした食事。

ビールが胃に染み渡りました。


▼テント場に灯かりが点りカラフルに
燕岳テント泊


▼テント場から見る安曇野の夜景
燕岳テント泊

キラキラしてロマンティックな夜。


心地良い疲労感と、酒の酔いもあってあっと言う間に就寝zzz

明日は燕岳に登ってから下山です。


2日目はこちら>>>




  


2014年11月29日

白馬岳(2,932m)日本百名山・蓮華温泉~白馬大池~白馬岳・1泊2日テント泊・2日目

■白馬岳(2,932m)日本百名山
蓮華温泉~白馬大池~白馬岳・1泊2日テント泊



【2日目】


4:30 起床

昨晩の鍋の残りでラーメンを作って朝食に。

今日は白馬岳山頂を目指します。

テントと荷物をデポして、さぁ出発っ!


▼夜明け前の白馬大池
白馬大池テント泊

夜と朝の境目。

この時間の空の色は本当に幻想的。


▼テント場の向こうに雲海が広がる
白馬大池テント泊


▼雲海が凄い…
白馬大池テント泊


▼山々が朝日に染まっていく
白馬大池テント泊

紅葉が朝日に照らされて、何とも言えない美しさ。


▼船頭ノ頭で来光を迎える
白馬大池テント泊


▼朝のクリアな空気が気持ち良い
白馬大池テント泊

朝日からパワーをもらった。


▼朝日に染まる五竜、鹿島槍が美しい…
白馬大池テント泊


▼小蓮華岳に続く稜線
白馬大池テント泊

これから行く道。

気持ちの良い稜線歩きが続きます。


▼青すぎる空
白馬大池テント泊


▼雲上散歩
白馬大池テント泊


▼足元には雷鳥の群れが
白馬大池テント泊


▼アップで
白馬大池テント泊

足のモフモフした感じがかわいい。


▼小蓮華岳に登頂
白馬大池テント泊

白馬大池から登り始めて1時間半程で到着。

目指す白馬岳が見えます。


▼白馬岳へ続く稜線
白馬大池テント泊

天気が良くて本当に気持ち良い。


▼歩いてきた道を振り返る
白馬大池テント泊


白馬大池から2時間強で三国境に到着。


▼三国境から見る雪倉岳方面
白馬大池テント泊


▼剱岳がカッコいい
白馬大池テント泊

奥には白山が。


▼白馬岳山頂へ最後の登り
白馬大池テント泊


白馬大池から約3時間で白馬岳山頂に到着。


▼沢山の人で賑わう山頂
白馬大池テント泊


▼山頂からの眺め
白馬大池テント泊

剱岳や槍・穂までバッチリ。

ホントに良い天気。

今日も来て良かった。


▼杓子岳、白馬鑓ヶ岳方面
白馬大池テント泊

山頂で絶景を堪能したら、来た道を戻ります。


山頂で話した人にこの日御嶽山が噴火したと知らされる。

ヘリコプターがやたら飛び回るので何かと思ってましたが…

まさか噴火だったとは。


▼御嶽山から昇る噴煙
白馬大池テント泊

亡くなられた方のご冥福をお祈りします。


▼雲に飲まれる鹿島槍、五竜方面
白馬大池テント泊


▼紅葉を楽しみながらグングン標高を下げていく
白馬大池テント泊


▼紅葉真っ盛りの栂池自然園
白馬大池テント泊


▼白馬大池まで戻ってきました
白馬大池テント泊

雲上の楽園。

昨日はガスガスで大池を堪能できなかったので、散策します。


▼白馬大池山荘の裏手。
白馬大池テント泊

すごく気持ちの良い空間です。


▼真っ赤に色付いたナナカマド
白馬大池テント泊


▼このロケーション、最高だっ!
白馬大池テント泊

テントを片付ける前に腹ごしらえを。


▼トマトソースのパスタを作りました
白馬大池テント泊


▼お腹いっぱいになったら下山です
白馬大池テント泊

もう1泊のんびりしたいところですが、帰りましょうかね。

また来たいテント場になりました。


【メモ】
登山道は良く整備されているので、特に危険個所はありません。

白馬大池から上は稜線歩きが続きます。

晴れていればとても気持ちの良い道ですが、天気が悪くなると危険です。

強風に気をつけましょう。

雨に濡れた後、強風にさらされると低体温症の可能性も出てきますので、対策は万全に。


蓮華温泉から白馬岳山頂を目指す方が猿倉からより体力的には楽だと思います。

景色もこちらからの方が良いと思います。

栂池から登るよりロープウェイ代や駐車料金などのお金もかからないので、蓮華温泉から登るコースはおススメです。

白馬大池でキャンプするだけでも十分楽しめると思います。


【温泉】
下山後は蓮華温泉ロッジの温泉へ。

お湯は熱め。ロッジの人がみんな親切ですごく良かったです。

入浴料:800円
コインロッカー:無料


【データ】
●テント代
1日大人700円×1日=700円

●蓮華温泉の駐車場
無料

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