2014年03月04日
8・山小屋に泊まってみよう
■山小屋に泊まってみよう
日帰り登山に何度か行っていると、山に泊まってみたくなりませんでした?
僕も山でデカいザックを担いでテント泊へ向かう人を見ると憧れたものです。
でも、いきなりテント泊は装備を揃えるのも大変だし、体力的にも不安だし。
まずは山小屋泊からチャレンジしてみましょう。
装備も日帰り登山の時とあまり変わらないし、布団も食事もあるし、困ったら山小屋のスタッフに聞けば良いし。
一晩でも山で過ごせば、山がもっと好きになる事間違い無しです。
僕が初めて泊まったのは白山の南竜山荘でした。

ウォシュレット付きの水洗トイレでビックリ。
今のところ、こんなトイレがあったのはここだけです。
●山小屋の利用の仕方

1・山小屋に着いたらまず受付をしましょう。
予約は要らない山小屋が多いですが、日程が決まったら混雑具合なんかを事前に確認しとくと良いと思います。
ピーク時には1枚の布団で3人寝るなんて話も。
ここで素泊まりにするか、食事はどうするかを決めます。
朝晩2食とるも良し、自炊で済ますも良し、自分のスタイルで決めましょう。
2・そしてお金を払います。
素泊まりで4,000円~6,000円、
1泊2食付で8,000円~9,000円位でしょうか。
これに翌日のお弁当を大体1,000円で付けられるところが多いです。
山小屋によって異なります。
詳しくは各山小屋のホームページをご覧下さい。
個室を希望する場合は別途料金がかかります。
▼槍ヶ岳山荘で利用した個室

前面はカーテンで、両隣は板で仕切られていました。
受付では食事の時間、トイレや水場の場所、泊まる部屋を教えてくれます。
分からない事や、不安な事はどんどん質問しましょう。
3・食事の時間までは各々自由な時間です。
翌日すぐに出発できるよう、荷物の整理も済ませておきましょう。
あとは、昼寝したり、辺りを散策したり、お酒を飲んだり。
談話室に雑誌や漫画を置いている小屋もあります。
テレビがある山小屋もありますが、個人的には山では見たくないような…。
▼白馬山荘で生ビールともつ煮で乾杯

疲れた体にビールが染み込む。
▼槍沢ロッジにはお風呂があったので、夕食の前に汗を流す事ができました。

基本的に山小屋にお風呂はありません。
太陽がだんだん落ちてきて、空の色が徐々に変わっていく様子は、泊りじゃ無きゃ見れません。

4・夕食の時間
山小屋の夕食の時間は決められている事が多いです。
好きな時間に食べれる訳では無く、順番に呼ばれて取る事になります。
17時頃から食事が始まりますが、宿泊数が多い時はかなり待つ事になります。
食べ終えたら待っている人の事を考えて、すぐに食堂を出ましょう。
▼槍沢ロッジの夕食

夕食の後は小屋の外に出てみましょう。
下界では見られないような満点の星空が広がっている事でしょう。
僕はこの星空を見られる事が、山に泊まる事の楽しみの1つだと思ってます。
夜は冷え込むので防寒着を忘れずに。
4・消灯の時間
消灯はどこも大体21時です。
昼間の疲れ、アルコールの力もあってか、僕は20時前には寝てしまう事が多いです。
そんなに早く眠れないよと言う人もいるかもしれませんが、大丈夫、あっさり寝れます。
19時頃から寝ている人もいるので、静かに過ごしましょう。
山小屋の中が真っ暗になるので、トイレに行く時はヘッドランプが必要です。
5・起床
特に起床の時間は無いですが、みんな早起きです。
3時頃からご来光を見るために起きだす人がゴソゴソしだします。
寝ている人もいるので、静かに出発の準備をしましょう。
▼白馬でのご来光

朝からこの絶景が見れるのは、泊りだから。
6・朝食の時間
朝食は大体5時からです。
僕の場合は、朝は起きてすぐには食べられないのでお弁当にしてもらってました。
▼槍沢ロッジのお弁当は棒寿司

美味かったなぁ。
7・出発
準備が整ったら次の目的地へ出発しましょう。
●山小屋を利用すると良いと思う事
・1日の行動時間が短くなるので、体力的にラク。
・食事、布団が用意されているので、テント泊に比べて荷物が少なくて済む。
・陽が沈んでいく様子、星空、ご来光が楽しめる。
・トイレが無料なので小銭の準備が要らない。
・山好きの人に色んな話を聞ける。
●山小屋を利用して嫌だなと思う事
・宿泊者が多い時は1人1枚布団が無い。(1枚の布団で3人寝る事も!?)
・基本的に相部屋なので、プライバシーを保てない。
・イビキがうるさくて寝れない事がある。
・布団が湿っている気がする。
・縦走の時に小屋泊を続けると結構お金がかかる。
ホテルや旅館に泊まるのとは勝手が違うので、初めての場合は戸惑うかもしれません。
でも夜の山、朝のクリアな空気の山を1度体験してみて下さい。
絶対また山に泊まりたいって思いますよ。
北アルプスで山小屋泊をする際、この本は良くまとめられていて大変参考になりました。

「別冊PEAKS 北アルプス山小屋ガイド」
¥1,300+税
Amazon.co.jp
次は「9・テント泊をしてみよう」です>>>
日帰り登山に何度か行っていると、山に泊まってみたくなりませんでした?
僕も山でデカいザックを担いでテント泊へ向かう人を見ると憧れたものです。
でも、いきなりテント泊は装備を揃えるのも大変だし、体力的にも不安だし。
まずは山小屋泊からチャレンジしてみましょう。
装備も日帰り登山の時とあまり変わらないし、布団も食事もあるし、困ったら山小屋のスタッフに聞けば良いし。
一晩でも山で過ごせば、山がもっと好きになる事間違い無しです。
僕が初めて泊まったのは白山の南竜山荘でした。
ウォシュレット付きの水洗トイレでビックリ。
今のところ、こんなトイレがあったのはここだけです。
●山小屋の利用の仕方
1・山小屋に着いたらまず受付をしましょう。
予約は要らない山小屋が多いですが、日程が決まったら混雑具合なんかを事前に確認しとくと良いと思います。
ピーク時には1枚の布団で3人寝るなんて話も。
ここで素泊まりにするか、食事はどうするかを決めます。
朝晩2食とるも良し、自炊で済ますも良し、自分のスタイルで決めましょう。
2・そしてお金を払います。
素泊まりで4,000円~6,000円、
1泊2食付で8,000円~9,000円位でしょうか。
これに翌日のお弁当を大体1,000円で付けられるところが多いです。
山小屋によって異なります。
詳しくは各山小屋のホームページをご覧下さい。
個室を希望する場合は別途料金がかかります。
▼槍ヶ岳山荘で利用した個室
前面はカーテンで、両隣は板で仕切られていました。
受付では食事の時間、トイレや水場の場所、泊まる部屋を教えてくれます。
分からない事や、不安な事はどんどん質問しましょう。
3・食事の時間までは各々自由な時間です。
翌日すぐに出発できるよう、荷物の整理も済ませておきましょう。
あとは、昼寝したり、辺りを散策したり、お酒を飲んだり。
談話室に雑誌や漫画を置いている小屋もあります。
テレビがある山小屋もありますが、個人的には山では見たくないような…。
▼白馬山荘で生ビールともつ煮で乾杯
疲れた体にビールが染み込む。
▼槍沢ロッジにはお風呂があったので、夕食の前に汗を流す事ができました。

基本的に山小屋にお風呂はありません。
太陽がだんだん落ちてきて、空の色が徐々に変わっていく様子は、泊りじゃ無きゃ見れません。
4・夕食の時間
山小屋の夕食の時間は決められている事が多いです。
好きな時間に食べれる訳では無く、順番に呼ばれて取る事になります。
17時頃から食事が始まりますが、宿泊数が多い時はかなり待つ事になります。
食べ終えたら待っている人の事を考えて、すぐに食堂を出ましょう。
▼槍沢ロッジの夕食

夕食の後は小屋の外に出てみましょう。
下界では見られないような満点の星空が広がっている事でしょう。
僕はこの星空を見られる事が、山に泊まる事の楽しみの1つだと思ってます。
夜は冷え込むので防寒着を忘れずに。
4・消灯の時間
消灯はどこも大体21時です。
昼間の疲れ、アルコールの力もあってか、僕は20時前には寝てしまう事が多いです。
そんなに早く眠れないよと言う人もいるかもしれませんが、大丈夫、あっさり寝れます。
19時頃から寝ている人もいるので、静かに過ごしましょう。
山小屋の中が真っ暗になるので、トイレに行く時はヘッドランプが必要です。
5・起床
特に起床の時間は無いですが、みんな早起きです。
3時頃からご来光を見るために起きだす人がゴソゴソしだします。
寝ている人もいるので、静かに出発の準備をしましょう。
▼白馬でのご来光
朝からこの絶景が見れるのは、泊りだから。
6・朝食の時間
朝食は大体5時からです。
僕の場合は、朝は起きてすぐには食べられないのでお弁当にしてもらってました。
▼槍沢ロッジのお弁当は棒寿司
美味かったなぁ。
7・出発
準備が整ったら次の目的地へ出発しましょう。
●山小屋を利用すると良いと思う事
・1日の行動時間が短くなるので、体力的にラク。
・食事、布団が用意されているので、テント泊に比べて荷物が少なくて済む。
・陽が沈んでいく様子、星空、ご来光が楽しめる。
・トイレが無料なので小銭の準備が要らない。
・山好きの人に色んな話を聞ける。
●山小屋を利用して嫌だなと思う事
・宿泊者が多い時は1人1枚布団が無い。(1枚の布団で3人寝る事も!?)
・基本的に相部屋なので、プライバシーを保てない。
・イビキがうるさくて寝れない事がある。
・布団が湿っている気がする。
・縦走の時に小屋泊を続けると結構お金がかかる。
ホテルや旅館に泊まるのとは勝手が違うので、初めての場合は戸惑うかもしれません。
でも夜の山、朝のクリアな空気の山を1度体験してみて下さい。
絶対また山に泊まりたいって思いますよ。
北アルプスで山小屋泊をする際、この本は良くまとめられていて大変参考になりました。

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Posted by U1 at 23:54│Comments(0)
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