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2014年03月08日

9・テント泊をしてみよう

■テント泊をしてみよう


ザックに衣食住の全てを入れて、全て自分の判断で行動する。

憧れはあるけれど、体力・知識・経験・お金など不安が多く、中々一歩を踏み出せない人も多いと思います。

僕もそうでした。

それでも、山道具屋の人にテント泊の素晴らしさを聞いたり、色んな人の山行ブログを読んだり、お店で山道具を眺めたりしているうちに、テント泊への思いは募るばかり。

テントやシュラフ、大きなザックなど道具を揃えるため、金額的にハードルが高かったのも躊躇していた原因。

だって全部揃えたら約15万円…。


▼登山者の憧れ、涸沢のテント場
テント泊

でもその頃は結構山小屋泊をしていて、1回の山行で2、3万円使っていたので、その出費も中々のもの。

テント泊なら1泊500円~700円位

この安さは魅力的。

これからも山を趣味にするなら道具への先行投資もすぐ回収できるはずっ。

思い切って全部買ってしまえっ!って事で全部揃えましたよ。

清水の舞台を飛び下りる心境とはこの事を言うんだな。

僕はここまでに約3年かかっています。


初めてのテント泊は地元の白山へ。

1人だから不安だらけ。

助けてくれる人はいない…。

想像以上に重い荷物を担いでようやくテント場へ。

やっとテントを立て、食事を作って食べて。

1人暮らしを始める時の感じに似ていたなぁ。

誰にも指図されない。

誰にも叱られない。


何をするのも自由。

何もしないのも自由。


夜テントの中から満点の星空を見た時は、この世に自分しかいないような不思議な感覚に。

自分が山の一部分になった感じが凄く気持ち良い。

俺は自由だっ!

完全に自由だっ!



▼夜のテント場は幻想的でキレイ
テント泊


▼朝起きるとテントの前にモルゲンロートが。
9・テント泊をしてみよう


たった1日山でテント泊しただけなのに、その感動たるや。

無事に下山した時の達成感たるや、日帰り登山や小屋泊登山の比では無い。

1度テント泊山行を経験したら病み付きになる事間違い無しです。


もっと早くから始めときゃ良かったと後悔しています。

だから、テント泊を始めたいけどと悩んでいる人がいたら、早く始めた方が良いと思いますよ。


テント泊のこの自由な感覚は他の何とも代えがたいものです。


●テント泊の仕方

1・山小屋で受け付けと会計をします。
料金は大体500円前後です。

水場とトイレの場所を確認しましょう。


2・指定地にテントを張ります。
できるだけ平らで、水はけの良い場所にテントを張りましょう。


3・あとは自由に過ごしましょう。
周りの迷惑にならないように。
過ごし方はあなた次第です。


●テント泊すると良いと思う事
・宿泊費が安い。(大体1泊500円)
・好きな時に好きな物が食べれれる。
・食事や就寝の時間が自分で決められます。
・陽が沈んでいく様子、星空、ご来光が楽しめる。
・山と一体感が味わえる。
・自由。


●テント泊して大変だなと思う事
・荷物が重い。
・雨や風が強い時は、テントの設営・撤収がかなり億劫。
・テント場が混雑している時は平らな所にテントが張れず、寝るのが大変。
・場所によってはトイレがかなり…。
・季節、気候によってかなり寒い(暑い)。


僕は日帰り登山、小屋泊、テント泊と色んな登山をして来ましたが、テント泊が断然楽しいです。

確かに大変な面もありますが、自由度、充実度、達成感はダントツです。

山がもっと好きになる事間違い無し。

是非チャレンジしてみて下さい。


僕が実際に利用したテント場の感想はこちら>>>


僕が使っているテント泊に必要な装備・道具・服装はこちら>>>







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