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2014年03月03日

7・北アルプスに行ってみよう

■北アルプスに行ってみよう


北アルプスと聞いてどんな所を想像しますか?

槍ヶ岳や穂高岳など3000mを超えた岩山を思い浮かべ、初心者には到底立ち入る事のできない山々をイメージする人も多いかもしれません。

両手両足をフルに使って岩肌にへばり付き、よじ登っていく。

一歩間違えば谷底に転落して、ハイサヨウナラみたいな。


僕もそう思ってました(笑)


でも、実際には驚くほど登りやすい山もあるんです。

それこそ、そこら辺の低山より楽な山々が。

まずは日帰りでこんな所から始めてみてはいかがでしょう。

僕が実際に登った、日帰り可能な北アルプスを紹介します。



・立山(雄山)
7・北アルプスに行ってみよう

僕が初めて登った北アルプス。

最初は日帰りのバスツアーに参加して、室堂まではバスで行きました。

雄山(3,003m)だけなら、ゆっくり往復しても6時間位。

売店やトイレも多く、食事や飲み物も売っているので気楽に挑戦できると思います。

登山道も一の越山荘までは石畳が整備され、普通のスニーカーで歩いている観光客も多いです。

一の越山荘から雄山までは、岩がゴロゴロして若干歩きにくいです。

落石に注意が必要です。

立山日帰り縦走の様子はこちら>>>

公式ページ>>>



・乗鞍岳(3,026m)
7・北アルプスに行ってみよう

おそらく日本で1番簡単に登れる3,000m峰。

シャトルバスかタクシーで一気に2,700mの畳平へ。

バスを降りて2時間も登れば山頂へ。

売店もトイレもあるし、観光客も多いです。

クロックスで登ってる人も見ましたが、あれはやめた方が良いでしょう。

僕はご来光を見に登りましたが、手軽にご来光を見るにはおススメです。

乗鞍岳日帰り登山の様子はこちら>>>

公式ページ>>>



・焼岳(2,455m)
7・北アルプスに行ってみよう

僕は新中の湯ルートを日帰りで往復しました。

人も多く、登山道もしっかりしているので、迷う事は無いと思います。

往復で8時間ほどでしょうか。

注意点としては登山口、登山道にトイレが無いところです。

みんな途中の岩陰や木陰でしてます。

火山ガスがいたる所で噴出しているので、近寄らないようにしましょう。

焼岳日帰り登山の様子はこちら>>>



・唐松岳(2,969m)
7・北アルプスに行ってみよう

八方尾根からのコースはとてもなだらかで、危険を感じる所は特にありません。

登山開始地点の八方池山荘付近までは、ゴンドラとリフトを利用できるので楽です。

石積みの大きなケルンや八方池などで休憩しながら、淡々と登っていけます。

山頂までは約4時間位でしょうか。

リフト乗り場、登山口となる八方池山荘と唐松岳頂上山荘にトイレや売店があります。

白馬三山や五竜、鹿島槍を見ながら登れる登山道は気持ち良く、八方池に映る逆さ白馬三山は見事です。

唐松岳日帰り登山の様子はこちら>>>

唐松岳頂上山荘のページはこちら>>>



ここで紹介した山は初心者の方にも比較的登りやすい山ではあります。

が、全て標高2,500mを超えてます。

夏でも涼しいですし、停滞時に風が吹けば寒いし、雨が降れば凍えます。

必ずウインドブレーカーやフリースなど防寒着を1枚用意しましょう。

ひとたび天候が荒れれば、事故や遭難の可能性がある事は忘れないで下さい。

山頂からの絶景を1度見たらきっと、病み付きになるでしょう。

下山後すぐにまた登りたいって思うでしょう。



僕はこの本を参考に登りました。

テント泊だけでなく、日帰り登山にも参考になります。

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次は「8・山小屋に泊まってみよう」です>>>







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